届いていない善意を、届ける仕組みに。HelpOki訪問記

先日、沖縄の支援団体「HelpOki」を訪問しました。 RE:WA WORLDとして、何ができるのか。 そのヒントを探しに行ったこの訪問は、想像以上に多くの気づきをもたらしてくれました。

🥫食料支援の“偏り”という課題

倉庫には、たくさんの食料が並んでいました。 でも、よく見ると「英語表記の缶詰」が手つかずのまま残っていて、「日本語表記のもの」だけが減っている。 粉ミルクも同様で、日本語のものは人気だけど、英語のものは敬遠されがち。

さらに、意外だったのが「お米はあるけど、レンジで加熱するタイプ(パックごはん)が足りない」ということ。 調理器具や時間に余裕がない家庭にとって、パックごはんは“命綱”なんです。

🎁寄付品はある。でも、届いていない

アメリカから届いた古着やおもちゃ、日用品は豊富にありました。 でも、それが必要な人の手に届いていない。 理由はシンプルで、「PR不足」。

善意は集まっている。 でも、それを届ける“仕組み”が足りない。 このギャップこそが、最大の課題だと感じました。

💡RE:WA WORLDとしてできること

この訪問を通して、RE:WA WORLDとして貢献できる方向性が見えてきました。

  • 「英語表記でも安心して使える缶詰の選び方」などのミニ情報発信 → Instagramやライブ配信で、実際に開けて食べてみる企画も面白そう。
  • 「今必要なものリスト」を見える化するクラファンページの制作 → パックごはんや日本語表記の粉ミルクなど、ピンポイント支援を呼びかけ。
  • 寄付古着やおもちゃを魅力的に見せるコンテンツ制作 → 昭和レトロなコーデ例や、実際に遊ぶ子どもの笑顔を届ける。
  • HelpOkiのスタッフ・利用者の声をストーリーとして発信 → 「誰のもとに届いて、どう役立っているのか」を見える化することで、支援の輪が広がる。

🌱善意を文化にするために

支援は、特別なことじゃなくていい。 「ちょっと気になるから、見てみた」 「これなら私にもできるかも」 そんな小さなきっかけが、誰かの生活を支える力になる。

RE:WA WORLDは、そんな“きっかけ”をつくる存在でありたい。 HelpOkiでの気づきを、これからの活動に活かしていきます。

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